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スピーチは骨組みを覚える

考えがまとまっているときは、頭がすっきりと整理されている感覚を覚えます。

パソコンに例えるなら、フォルダがきちんとカテゴリー分けされ、さらに階層構造になっており、ファイルがきれいに並んでいる状態です。

逆にまとまっていないときは、デスクトップにぐちゃぐちゃのまま保存されている裸のファイルの状態です。

たくさん保存されていればいるほど、探して引き出すことが困難です。

実際に頭の中でも同じようなことが起きています。

例えば、結婚式でスピーチをすることになりました。但し、本番では紙を見てはいけないという条件です。

まず、話す内容を紙に書いて言葉を丸暗記するという方法を思いつくでしょう。

何回もなぞるように見て、頭の中でつぶやきながら・・・ さぁ、いざ本番。

緊張しながらも、最初の出だしはなんとかクリア。しかし、途中で言葉につまり、その後が出てこない。考えれば考えるほど、頭はパニックで真っ白。

結婚式のスピーチはともかく、誰でも似たような経験はあるでしょう。

いったい何が悪かったのでしょうか?

さきほどのパソコンの例でいうなら、デスクトップに置かれているファイル名を順番に丸暗記するようなことを頭でやろうとしているからです。

では、実際に例題で試してみましょう。次の動物たちを、ファイル名を順番に丸暗記する要領で覚えてみます。

◎シベリアンハスキー・チワワ・土佐犬・ブルドック・ポメラニアン・オランウータン・ゴリラ・チンパンジー・ニホンザル・いんこ・カラス・鳩

完全に見ないで言えるようになるまで、どのくらいかかるでしょうか?


では、次にフォルダに整理して入れる感覚で覚えるとどうなるでしょうか?

すでにお気づきかと思いますが、最初の5匹は犬です。次の4匹が猿の仲間、最後の3羽が鳥類です。

ですから、フォルダは「犬」「猿」「鳥」と3つに分類できます。

そして、よーく眺めますと、3種類の動物は、各々あいうえお順に並んでいます。ファイルはあいうえお順です。

最後に「犬」「猿」「鳥」は、昔話の「桃太郎」で活躍する動物で、登場する順番に並んでいます。ですから、「桃太郎」というフォルダが階層の一番上位にきます。

ここまでを整理すると、覚えるべき骨組みは次の3つです。

■「桃太郎」⇒「犬」「猿」「鳥」

■5・4・3(合計12匹)

■あいうえお順

それから順番に名前を記憶していきます。

こうすることで、単純に一つずつ動物の名前を覚えるよりも、忘れにくくなり、思い出しやすくもなります。

その理由は、3つの骨組みが“想起と連想の手助けになる”からです。

例題は思考の仕組みをわかりやすく解説するために用いたものですが、文章も構造は一緒です。

本にはタイトルや見出しがあって、それに起承転結があることを考えれば容易に想像できます。

自分で書いた文章を記憶してスピーチするのも、頭の中だけで考えて話すことも、この構造を強く意識します。

書き言葉と話し言葉は違って当たり前です。一字一句、間違えずに話すことは非常に困難ですし、気持ちを込めることも難しいでしょう。

また、スピーチは通常緊張するものですが、頭が整理されていれば自信がつく分、緊張も和らぎ、話すことに集中できます。

ゆえに、スピーチでは、想起と連想のキーワードともいえる骨組みを覚えることが大事なのです。
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テーマ : こいつは使えるぞ
ジャンル : ビジネス

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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