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統計のまやかし

数字やグラフで示されると説得力が増します。

それだけ強力であると同時に注意も必要です。

例えば、横軸にパソコンの普及率、縦軸に平均寿命を取りますと、どちらも年々増加していますから、きれいな相関関係のグラフが描けます。

ですから、「パソコンは脳の老化現象を抑制し、寿命を延ばす効果がある」

こんな強引な結論は、誰も信じないでしょうが・・・

また、記憶に新しいところでは、こんなニュースが流れました。

「福島第一原発事故以降、アメリカ北西部で乳幼児の死亡率が35%上昇している」というもので、瞬く間に噂は広がりました。

結局のところ、対象とする市とデータの期間を都合良く選んでいたことが後から判明し、全く根拠のない話だったわけです。

ここで言いたい事は次の4つです。

■相関関係があるからといって、因果関係があるとは限らない。

■このような統計は、いくらでも恣意的に作れてしまうもの。

■命や健康に関することは特に飛びつきやすいので慎重な姿勢で捉えること。

■誰が主張しているものか、主張している人物に隠された動機や利害関係はないか?

仕事においても、数字やグラフというのは良く出てきますが、同じことがいえます。

悪気があって作成したものでなくても、思い込みということもあります。

よくあるのは、サンプル数や期間が少ないにも関わらず、「○○という傾向がある」と結論付けたり、都合の良い条件付けを行い、良く見せたり、悪く見せたりする類です。

データの信憑性と括り方に問題はないか?また、別の視点はないか?などを注意深く考え、必ず後でレビューするという習慣が大切です。
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テーマ : 知っておいて損はない!!
ジャンル : ビジネス

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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