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興味を持たせるには【続編】

昨日に引き続き考えてみることにします。

まず、最初に考慮しなければならない点は、他人の関心度はゼロからのスタートであることです。

社内では一人一人が各々の仕事を抱えています。当然ながら一番の関心事は目の前にある自分の仕事です。

私であれば次のように行動します。

その企画が一番関係すると思われる部署宛てに社内メールを一斉に出します。

○○部 御中(または○○部長)「こんなアイデアを思いついたのですがいかがでしょうか?」

そして、どんな企画か簡単なサマリーだけ書き込みます。

そして重要なポイントですが、CCに役員も含めます。役員が見ていると分かれば真剣に考えないわけにはいきません。

その他の部署も全く関係がないわけでなければ、極力含めておきましょう。

こうやって、まずジャブを打ちます。

よく組織運営ルールを気にするあまり、遠慮がちな人を見受けますが、誤解しています。

情報共有や社内コンセンサスはとても大切であり、組織一丸となって取り組む姿勢こそが、最も大事だからです。

ゆえに枠組みだけに囚われるのはとても危険です。

もちろん秩序は保つ必要がありますが、何が大切か、何を優先すべきか、自分自身で考えるべきです。

なお、このケースではアイデアを情報共有している段階ですので、全く気にする必要はありません。

上司の許可なく知らないところで勝手に進めたら問題ですが、やる気のない上司をすっとばすぐらいの勢いがあっていいと思います。

また社内メールは受け手が見るか見ないかを判断しますので、毎日飛んでくるスパムメールを想像すれば、不愉快に思う人はまずいないでしょう。

私はまずジャブを打ちました。

しかし、これで返信が来ることを期待しておりません。

まだこの段階では、私の関心事が他人にもあるとは思わないからです。

でも、大勢の人に発信すると、誰かしらコメントをくれる人が現れます。

この人は私の関心事に興味を示してくれた人です。肯定派でも否定派でも大切な存在です。

そのやり取りをみて、周りの人も徐々に関心を示すようになってきます。

そして、関心を示してくれた人と今度は社内メールではなく、さりげなく、立ち話などで話題を持ちかけます。

喫煙所などで遭遇し、役員もいれば、それは最高のシチュエーションです。

そうやって、少しずつ味方から直接会話を広げ、関心度を高めていきます。

次の発表の場は、オフィシャルの会議などです。

ここでも、プレゼン資料は必要なく、口頭で構いません。但し、こう付け加えます。

「こんな企画を思いついたので是非やりたいと思っています。但し、口頭ではイメージが伝わりづらいですから、資料を用意して改めてプレゼンの機会をいただきます」

ジャブから、ストレートに移行する段階です。

ここまで来ると、興味を持ってくれる人もかなり多くなってきます。

集団の前で反対意見を言うには、役職に関係なく、それなりの根拠が必要です。なので、闇雲に反対意見を言う人は現れないはずです。

また、人は情熱的に「これをやりたい!」という人に真っ向から否定するのは気が引けるものです。

ここまで来てから、企画書を練り上げます。口頭で伝えたイメージが必ずしも正しく伝わっているとは限りません。

否定的な意見を持つかもしれないであろう人に向けて、それは誤解であるといわんばかりの資料に仕立てるのです。

このようなステップを踏むことで、まずは他人との間で関心度とイメージを共有し、共感を得られればこっちのものです。

この話は昨日お話したマーケティングの世界にとてもよく似ています。

まずはリーチ(到達範囲)を広げる。次にフリークエンシー(到達頻度)を高める、というステップです。

必ず役に立ちますから、ぜひ参考にしてみてください。
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テーマ : こいつは使えるぞ
ジャンル : ビジネス

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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