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不便さの中にあるもの

1年前の年末年始は、体調が悪かったのを言い訳に年賀状書きをサボってしまいました。

今年はまず当たり前のことをすると決めていましたので、改めて年賀状を書きました。

去年届いた年賀状を見つめながら、たった一言二言のメッセージでも、手書きの文字の温かみを感じました。


そういえば、5年ほど前にゴールデンウィークに富士山の五合目までドライブに来ていた関西のご夫婦と知り合いました。

なぜそこで知り合ったのかは、また改めて書きたいとおもいますが、年賀状に「今年は頂上目指して富士登山に挑戦します」と一言書かれていました。

たった一言ですが、五合目でお会いした当時の様子、夏場に頂上目指して登山されている様子などがパッと目に浮かびました。

そのご夫婦とは、お互い名前と住所ぐらいしか知りませんので、連絡手段はハガキや手紙ということになるのですが、それが逆にいいなと思いました。

携帯電話やメールやSNSは非常に便利でそれはそれで良いことなのですが、不便さがあることで、相手を思いやる気持ちも膨むものなのかなと。

短歌、俳句、川柳は短い文章の中に、情景や感情などの奥行きを感じとることができます。


こんな話を思い出しました。

戦後日本の南極観測で、昭和基地で働くある隊員に送られた電報の話です。

ご存知の方も多いかもしれません。

日本で暮らすまだ新婚で赤ちゃんが生まれたばかりの奥さんから送られたたった3文字のメッセージ。


「あなた」


その電報を受け取ったとたん、ご主人だけなくほかの隊員たちもみな泣き崩れたそうです。

この3文字の中には、

あなた(お元気ですか)

(赤ちゃんは元気にすくすくと育ってますよ)あなた・・・

(どうぞ御無事でお帰り下さいね)あなた・・・

(またあえる日を楽しみに留守を守ります)あなた・・・

(でも、本当はちょっぴり淋しいのよ)あなた・・・

ご主人への書ききれない思いのすべてが、込められていました。
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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