FC2ブログ

阪神・淡路大震災から17年

阪神・淡路大震災から昨日で17年が経ちました。

東日本大震災の復興を考える際に、阪神・淡路大震災の復興の道のりと教訓が大きな手掛りになることは間違いありません。

阪神・淡路大震災の復興で大きな問題となったのは、復興のスピードです。

行政と地域との調整がなかなか折り合いがつかず、再建までに時間がかかったため、待ちきれずに移住してしまう地元の方も多かった。

一番の原因は、行政が地域と十分な話し合いをせずに進めようとし、関係がぎくしゃくしたことにあるそうです。

計画より大幅に遅れてようやく完成した商店街も震災前のような活気がなくなり、今も借金を抱えながらの苦しい生活を送っている方々もおられるとのこと。

地域の代表者を対象としたアンケートによれば、地域住民の意見が十分に反映されていないと答えた方は60%以上に上りました。

この教訓を生かし、今回の東日本大震災では、復興再建に向けて行政がまずは地域一人一人の意見を聞くところから始める取り組みもされているそうですが、復興のスピードを考えると、行政主導とのバランスが大事になってくるでしょう。

その点もきちんと地域住民に説明し、理解を求めた上で取り組んでいく必要があると思います。

東日本大震災の被害総額は、阪神・淡路大震災と比較すると、1.7倍の約17兆円にも上ると推計されています。

以下に内訳を比較してみました

左が東日本大震災、右が阪神・淡路大震災です。

■建物等(住宅・宅地、店舗・事務所・工場、機械等) 
約10.4兆円  約6.4兆円

■ライフライン施設(水道、ガス、電気、通信・放送施設)
約1.3兆円   約0.6兆円

■社会基盤施設(河川、道路、港湾、下水道、空港等)
約2.2兆円   約2.2兆円

■農林水産関係
約1.9兆円   約0.1兆円

■その他(文教施設、保健医療、社会福祉関係施設等)
約1.1兆円   約0.6兆円

◎総計
約16.9兆円  約9.9兆円

(内閣府「東日本大震災における被害額の推計について」(平成23年6月24日)、兵庫県「阪神・淡路大震災の復旧・復興の状況について」(平成22年12月)より)

この中で一番の違いは、農林水産関係です。

東北地方においては農林水産業が主要産業であり、特に水産関係の被害が大きいです。

原発汚染問題も絡み、これはチェルノブイリの原発事故を参考にするしかありません。

いずれにせよ、阪神・淡路大震災のときより、甚大な被害であること、原発という困難な問題も抱えていること。

できる限り過去の教訓が生かされ、一日も早い復興を願うと共に、改めて自分に何ができるかを考えてみたいと思います。
スポンサーサイト



テーマ : ニュース・社会
ジャンル : ニュース

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

カレンダー
12 | 2012/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ACCESS