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未知の問題を解くには

学校のテストは教科書や問題集でじっくり勉強すれば、解けない問題はまずありません。

しかし、司法試験ともなるとそうはいかないようです。

司法試験のカリスマ講師である伊藤真弁護士によれば、「たとえ、日本全国の問題集が全て解けるようになっても、それだけでは十分ではない」と自らの経験で語っています。

なぜなら、毎年必ず新しい問題が出題されるからであり、こうした未知の問題を解くには、司法における考え方の骨子を十分に理解したうえで、自分の頭で応用して考える力が必要だそうです。

よくよく考えてみれば、実際の弁護士の仕事は、過去の事例や判例にない未知の問題を解くことが要求されますから、当然のことといえるでしょう。

弁護士という職業に限らず、また仕事だけに限らず、我々が生活していく過程においては、常に未知の問題に突き当たります。

自らの知識や経験から解決策を探るときに、やはり土台がしっかりできているかどうかで結果が左右されるのだと思います。

私は歴史に疎いのですが、最近NHKの歴史に関するドキュメンタリーを観るようにしています。

その中で、人類の進化について取り上げられていました。

現代の人間を人類学的に分類するとホモ・サピエンスと呼ばれています。

当然現代にはホモ・サピエンスしか存在していないわけですが、今から6万年前にはネアンデルタール人がいました。

ネアンデルタール人は、体が頑丈で力が強いという特長があります。ですから、大型の獲物を槍で捕らえていました。

一方でホモ・サピエンスは力が弱く、大型の獲物を捕らえるのも一苦労。そこで考え出されたのが投擲具(とうてきぐ)という飛び道具です。

これで多くの小動物も含め、遠くから獲物を捕らえることができ、十分な食料を確保することができました。

また、数万年に一度の“氷期”と呼ばれる大きな気候変動にも、ホモ・サピエンスは動物の骨を加工して縫い針を作り、防寒着を作って寒さを凌いでいきました。

ネアンデルタール人はホモ・サピエンスに比べて決して知能が低かったわけでもなく、また寒さにも強かったネアンデルタール人がなぜ絶滅したかというと色々な説があります。

ホモ・サピエンスと違い、自らの力を過信し過ぎたあまり、学ぶことを怠ってきたというのが一つの有力な説です

祖先たちは、与えられた環境の中で未知の問題に対し、集団の中で知恵を出し合い、それを分かち合い、生き抜いてきたわけです。

自分にとっては未知の問題でも、ほかの人は既にその答えを持っているかもしれない。

他人と協力しあうことも、未知の問題を解くための大事なポイントであることを我々の祖先たちが教えてくれます。
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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