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震災から1年 今できること

早いもので東日本大震災から1年が経ちました。

あの日は平日で、普段通りに仕事をしている中、緊急地震速報装置が鳴りました。

予測震度2という警報だったので、特に驚くこともなく、様子を見守っていました。

最初の揺れは穏やかでした。

しかし、次第に揺れは大きくなり、まるで船に乗っているような感覚が延々と続きました。

今までに経験したことのない地震です。

すぐに頭をよぎったのは、「東京から離れた遠くの地方で、もっと大きな地震が起きている」ということでした。

嫌な予感は的中しました。

テレビに目を向けると、東北地方で最大震度7という大きな地震。

阪神淡路大震災クラスの地震が東北地方で起きたのだと思いました。

しかし、そのときはまだ、日本列島の太平洋側を覆うように点滅する大津波警報が何を意味するのか想像もつきません。

地震発生から30分以上が経ち、テレビに映し出された映像は、とても現実とは思えない光景でした。

まるで特撮映画のように次々と家や車が流されていきます。

これはとんでもないことが起きたと実感したのはこの映像を見たときからでした。

そして、福島の原発事故が起き、これはもはや他人事ではないと思いました。

この1年の間、多くの映像や現地での被害状況を目の当たりにしましたが、未だに広い大地を20m近くの津波が覆うことなど、とても想像することができません。

津波によって亡くなられた方々にとっても、遥かに想定外のことだったのです。

また、津波が押し寄せてくる映像を延々と携帯カメラで撮影している映像もありました。

撮影していた方は間一髪逃げることができましたが、後々とても反省をしたといいます。

津波が来るまでに逃げる時間は十分あったはずなのに、なぜこれほど多くの方々が犠牲になってしまったのか?

研究者によれば、これは、人間における3つの行動心理の中に答えがあるといわれています。

■正常性バイアス

平易に言えば「私に限っては大丈夫だろう」という、根拠のない自信です。

人は、危険を感じると強いストレスを感じます。

しかし、強いストレスはできるだけ避けたいので、無意識のうちに、危険を見て見ぬふりをしてしまうのです。

■愛他行動

危機的状況に直面すると、自分の命を差し置いてでも他者を助けようとする心理です。

高齢者の多かった地区では、多くの人が他者を助ける過程で命を落としたそうです。

■同調バイアス(集合的無知)

少数の意見より多数の意見を重視してしまう心理です。

これは、意見が実際に正しいかどうかは関係ありません。

「大津波が来るから高台に逃げろ!」

と、誰か一人が叫んでいても、周りの多数の人間が平気そうな様子だと、間違った多数の意見を重要視してしまい、正しい少数の意見をデマやウソのように扱ってしまうのです。

これらのことを教訓とし、起きた時に何かを手がかりに考えるのではなく、起きる前に起きたときの行動を決めておくことが肝要です。

今自分にできる最低限のことは、教訓から学び、2度と悲惨な事態を招かぬよう準備をすることだと思います。
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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