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演出家に学ぶ

演出家として有名な宮本亜門さんのコミュニケーション術をテレビ番組で取り上げていました。

その中で印象的だったお話を紹介します。

***

しゃべる量とか、多い少ないとかじゃなくて、本質的なところで会話ができるかどうかが大切。

いくら言葉が合っていても表層的になったときには伝わらない。

そういう意味では、心を開くという言葉があるかもしれないが、ただ表情を豊かにして会話をすればよいというものでもない。

ちゃんとお互いの芯と結びついた会話をするために必要なもの・・・

それは“沈黙”だったりする。

分かったふりをして一番危険だと思うのがすぐに「はい」「はい」言う人。

そういう人には覗き込むように「本当にわかった?」と聞くと、分かっていない場合は「はい」のイントネーションが変わる。

それを見過ごさず「ちょっと待って! 大丈夫だよ」と言い、ここでブレーキを掛けて話のスピードをぐっと落とす。

そして、少し間をとってから、ゆったり砕けた感じで「ゆっくり話そう。どうなの?」と話を再開する。

そうすると、相手の本音が見えてきたり、沈黙の中で相手に考える時間を与えることができる。

沈黙とは、ただ黙るという意味ではなく、沈黙こそが一番思考しているときである。

一人一人の役者が自立していくために考える時間を与え、それぞれのペースを尊重しながら、一つにまとめ上げていく。

そういうところを大切にしていきたいと思っている。

***

演出家と聞くと、ちょっと上から目線で役者に指示するイメージがありましたが、宮本亜門さんの場合は全く違います。

なぜこのような接し方をするのかといえば、まずこういうやり方が自分に合っていると気付いたこと。

そして、素晴らしい力を引き出すためには、緊張を取り除く必要があるということです。

私もこのやり方にはとても賛成です。

仕事が遅いといつも叱ってばかりいても、相手がさぼっていない限り、スピードは上がりません。

むしろプレッシャーがかかり、焦りが生じて集中できず逆効果になることのほうが多いでしょう。

もし、能力の問題だとすれば別のアプローチが必要。

そのときに、まず相手に考える時間を作りだすことが大切であるということ。

とても参考になるお話でした。
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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