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究極の線引き

3人の男性を殺害したとして、一審で死刑判決となった木嶋被告。

状況証拠しかない中、裁判員の出したこの結論。非常に判断が難しい裁判です。

事実認定としては、次のような表現が使われています。

■犯人であると一定程度推認

■殺害しようとしたとしても不思議ではない

■常識的に考えてほぼ間違いない

どれも曖昧な表現です。

状況証拠しかないわけですから、100%断定することはできません。

ですから、このような表現しかできないのです。

そのような中で、決まっていること。

それは、有罪か無罪かの判断は行わなければならない。

有罪であれば量刑も決めなければならない。

どこかで、線を引かざるを得ないということです。

グレーの部分をいくら積み重ねても、完全にクロになることはありません。

それをクロと見なしてよいものかどうか、また、どこからがクロと見なしてもよいのか、ここに矛盾が生じ、定義もない。

これが難解な理由であり、争点でもあります。

また、この答えは、直接的な証拠が出ない限り、客観的に100%正しい答えは導き出せません。

状況証拠しか出ないとするならば、あとはいかに確率を高めるかしかありません。

状況証拠しかないことは、木嶋被告もわかっていますから、控訴するのも当然といえるでしょう。

今の段階で、真実を知り、語れるのは、木嶋被告ただ一人です。

であるならば、事情聴取やなんらかの心理テストで、嘘をついているという確証を持てるデータは得られないものでしょうか。

判決を下した後も、真実という100%の答えが得られる見込みは少ないでしょう。

残るは妥当性の問題です。

あらゆる方面から迫り、少しでも確率を上げるしか方法はありません。
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テーマ : 伝えたいこと
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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