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雇用創出を具現化する

日本人の平均寿命は男女合わせると83歳で、世界一の長寿国です。

今後日本の労働人口は10年間で、500万人減少するといわれています。

定年後も働ける元気な人には、ずっと働いてもらう社会を構築することは、日本の景気にとってもプラスであり、実際に定年を迎えた人たちも、「社会の役に立ちたい」と考える人が多いのです。

しかし、現実はというと、特別なスキルやネットワークを持っている人を除けば、65歳以上の高齢者における就業率は、男性が27.8%、女性が13.1%と決して高くありません。

そんな中、高齢者の雇用を創出しようと設立された会社があります。

その名も『高齢社』

先日のカンブリア宮殿で紹介されていましたが、とても素晴らしい会社です。

60歳以上75歳未満限定の人材派遣会社で、7期連続増収を達成しています。

高齢社の人材派遣を利用するメリットは次の通りです。

①休日の割増料金が不要 ⇒ 高齢者は仕事がない限り、毎日が休日のようなもの。そのため、休日出勤手当も不要で、クライアントは休日の割増コストを支払う必要がない。

②即戦力 ⇒ 多くの経験や、資格などを持つ人材が豊富で、仕事の品質も高い。

③アナログでいい味を出す ⇒ パソコンでの資料作りが当たり前の今日において、器用に手書きのプレゼン資料を作ったりできる。若い社員たちによい刺激や影響を与えることができる。

高齢社が掲げる仕事をするうえでの約束事としては、「あいさつは自分から」、「過去の成功談(自慢話)はいわない」、などがあります。

さらに、深いのが次の言葉です。

『言葉で人を導く人  尊し

    働く姿で人を導く人  さらに尊し

       後姿で人を導く人   もっとも尊し』

創設者の上田研二会長は、自らがパーキンソン病という思い病に侵されながらも、いまだ現役の経営者としてバリバリ仕事をしています。

小さい頃、父親が怪我をして働けなくなり、収入が途絶えて悲惨な生活を送ったという自らの経験から、まずは働ける環境を維持し、社員第一に考えるという経営哲学をお持ちです。

15年ほど前、業績不振で借金は12億円、累積赤字は6億円という関連会社の社長を命ぜられました。

就任から1年後のある宴で、社員たちに向けてこんなメッセージを送りました。

「リストラは絶対にしない。五年後には借金も赤字もゼロにし、経常利益の20%をボーナスとして社員の皆さんへ還元する。そして、1000万円を掛けて帝国ホテルで盛大なパーティを行う」

この話は現実のものとなりました。

話は、高齢社での面接の様子です。

ある日新たに面接に来た68歳の就職志願者に対して次のような言葉が向けられました。

「我々は社員を第一に考える。社員はお客様を第一に考えてほしい」

お客様第一という考えは、どの会社でも経営理念に掲げているとかと思いますが、上田会長のこの言葉のほうが、より実感できる素晴らしい言葉だと思いました。

政治家達がいくら「雇用」と連呼しても、改善することはないでしょう。

こういった企業が誕生することで初めて景気も雇用も改善の兆しが見えてくるのだと思います。

小さくとも具体的な行動の積み重ねが大切です。
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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