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【続】日本の家電業界を考える

私が提唱する日本の家電メーカーが今後の生き残りをかけて取り組んでもらいことは次の3つです。

■ユーザー(特に高齢者)が使いこなせるための新技術の導入

黒物家電は特にそうですが、複雑なリモコン操作をなくせるかが大きな課題です。

既にゲーム機では、Xboxが“Kinect”というコントローラ不要の体感ゲームシステムを実用化しておりますし、iPone4Sも“Siri”という音声認識ソフトを搭載しています。

また、NTTドコモが研究している眼球の動きで操作する技術が実用化されれば、手の不自由なお年寄りにとって、ありがたいものとなるでしょう。

ただし、これらをどう使うかに頭を悩ませるものであってはいけません。

■活用法ナビ

ユビキタス時代の到来に向けて、あらゆる家電が有線無線を問わず、ネットワークでつながります。

しかし、製品単体のマニュアルでは、これらをどう構築したらよいのかよく分かりません。

メーカー同士の互換性の問題もありますが、少なくとも統一規格のものであれば、日本のメーカー同士が力を合わせて、どう構築して活用できるかという具体例を示してほしいところです。

現実的には、中枢を担うホームサーバーのようなものが必要になるかもしれません。

そのホームサーバーには、分厚い紙のマニュアルではなく、本体内部もしくはネット上にアクセスする形で、動画と音声で活用事例をわかりやすく掲載してほしいものです。

あくまで“機能別”ではなく、利用用途や、個人のスキルなどに応じて、やりたい事を実現するためにはどうすればよいかがすぐに辿りつけるように設計されていることが望ましいです。

■愛着が湧く仕掛け

家電製品は非常に無機質なイメージがします。

お掃除ロボットのルンバのように、生命を感じられるような仕掛けが施されていると愛着も湧くのではないでしょうか?

例えば、ある日テレビをつけたら、「お誕生日おめでとう!」のメッセージがあったらサプライズです(笑)

また、コミュニティの形成にも力を入れてほしいところです。

たとえば、花王のヘルシア緑茶や、サッポロのビール検定など、たった100円、200円の商品ですら、ファンを囲い込むための仕掛けと工夫を施しています。

家電こそ、ファンコミュニティの形成がしやすい分野ではないでしょうか?

使い方が分からないものをファン同士が教え合うとか、こんな使い方がありますよとか、その製品を使ったコンテストなどももっと頻繁にやったらいいと思います。

すでに家電アドバイザーという認定資格がありますが、メーカー公認の検定試験があれば面白いですね。

どの世界にもオタクやマニアと呼ばれる人はいますから・・・

私は家電業界の人間ではないのですが、つい先日ある日本のリーディングカンパニーの営業さんと話をする機会がありました。

今後どうすればよいのか本当に悩んでおられる様子で、売って終わりという今までのスタイルは見直していかないといけないとおっしゃっていました。

日本人の技術はまだまだ世界に通用するものがたくさんありますので、この正念場を何とか乗り切ってほしいものです。
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テーマ : 伝えたいこと
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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