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諦めない心

数年前のGW私は、もう15年以上も会っていない学生時代のある友人を探し歩いていました。

その年、6月に同窓会があったのですが、その友人にも案内したいという想いと、仲が良かったので純粋に会ってみたいという気持ちからでした。

私の学生時代には、まだ個人で携帯電話を持つということなど考えもしない時代でしたから、頼みの綱は、卒業アルバムに記載された住所と自宅の電話番号だけでした。

実はその4年前にも同窓会があって、そのときも何人かの友人に電話を掛け、最終的に半数以上は本人と連絡が取れたのですが、残念ながらその友人の自宅の番号はすでに使われておらず、連絡を取ることができませんでした。

前回の同窓会に出席したメンバーは、私よりその友人と親しい人はいませんでしたから、今は交流もなく連絡先を知る人は誰もいません。

ですから、とにかく私がなんとかするしかありませんでした。

どうやって探し出せばよいか?

まず思いついたのは、SNSです。

当時日本ではまだフェイスブックはあまり知られておらず、ミクシーが主流でした。

私はミクシーのアカウントは持っていましたが、ほとんど使ったことはありません。

おそらくその友人の性格からしても、使うことはないだろうと思ってはいましたが、案の定名前で検索してもヒットしません。

ただし、少し変わった名字なので、名字だけで検索すると30件ぐらいはヒットします。

そこで、友人と同じ名字を持つ人なら、ひょっとして親族関係で知っている人がいるかもしれないと思い、住んでいる地域は無視して、全員にその友人の名前を知っているかどうか質問を送信しました。

すると、1割ぐらいの人から返事がありました。

なかには、高校生がご両親にわざわざ聞いてから返事をくれた人もいました。

しかし、結局手掛かりは得られませんでした。

あとは住所しかないということで、ダメもとでその住所を訪ねることにしました。

何回か家にも遊びに行ったこともあるので、当時のわずかな記憶と、住所を頼りに向かいました。

現地に着くと、なんとなく見覚えある光景と、新しくなってしまって、全く見覚えのない光景が入り混じった様子です。

懐かしさを味わいながら、その住所にたどり着くと、そこは見覚えのない1軒の家でした。

表札も違っていましたが、何か手掛かりは得られないかとチャイムを鳴らしました。

出てきたのは中年の主婦の方で、私が事情を説明すると、その方は5年ほど前に家を新築し、家族で引っ越してきたそうで、それ以前のことは何も知らないとのことでした。

やはりとっくに友人の実家は引っ越してしまったようです。

あとは近所の古くからやっていそうな飲食店を訪ねて聞きこみをしました。

すると、あるお蕎麦屋さんで名字に聞き覚えがあるというご主人が現れました。

昔パン屋さんをやっていたお父さんの息子さんがそうではないかと。

それだったら、今もすぐ近くに家があるというのです。

しかし、私はさっき訪ねた住所は別の家が建っていて、住んでいる人も違っていたと説明すると次のように言われました。

「何年か前、この地域は区画整理で住所が変わったんだよ。確かその人の家は、まだあっちのほうにあるんじゃないかな」

この言葉を聞いて、少し光が見えてきました。(続く)
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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