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見た目にこだわる

「いくら中身が素晴らしくたって、そのよさを伝える外見にしなければ、ダメなんです」

これは本田宗一郎元ホンダ社長の言葉です。

世界一のエンジンを積んだホンダの車が、イタリア人デザイナーを起用した他社の車に人気で負けたことがきっかけだそうです。

今これと同じことが家電メーカーのテレビ事業で起きています。

ソニー、シャープ、パナソニックと大手家電メーカーは、2011年度のテレビ事業で大赤字となりました。

震災、円高、日本での地デジ需要の先取りという要因もありますが、その他に海外マーケット戦略で失敗しているという現実があります。

アメリカ市場におけるテレビ販売は、韓国のサムスン電子が圧倒的なシェアを誇っており、次いで同じく韓国のLG電子です。

前述の日本3大メーカーのシェアを足しても、サムスン電子には及ばないのです。

日本の家電メーカーは、日本での戦略と同じように高画質を差別化要因としてアメリカに進出しました。

一方、サムスン電子は「デザイン」を重視した戦略を採りました。

それまでの分厚いテレビと違って、とにかく薄くてデザインが素晴らしい製品であることを強調し、その戦略は見事に的中したのです。

画質で比べたら日本製品のほうが上でした。

しかし、アメリカ人のニーズは、最高の画質でなくても、値段も手頃で、壁掛けにできるぐらい薄型のテレビにあったのです。

そのことをサムスン電子はよく理解していたのでしょう。

日本の家電製品は機能重視のものが多い印象です。

それに比べて、デザイン性が優れている製品としてすぐに思い浮かぶのが、アップルの製品です。

iMacは爆発的なヒット商品となりましたが、初めて登場したときのインパクトは、パソコン市場にカルチャーショックを与えました。

それ以降のiPod、iPhon、iPadいずれの製品もデザインにこだわりが感じられます。

ところで、冒頭の本田宗一郎氏が自分の外見にもこだわっていたという話をしましたが、日本を牽引してきた偉大な経営者である盛田昭夫氏、松下幸之助氏らも、オシャレだったそうです。

自らを演出するための配慮を怠らなかったといいます。

私事ですが、昔会社の上司に連れて行ってもらったあるゲイバーのママさんから教わった話があります。

「おしゃれな人とは、自分に似合うものを身につけている人。高くて良いものを身につければいいってもんじゃない。例えば時計だって身につけないのがオシャレって場合もある」

つまり、自分からの視点ではなく、客観的に自分を理解している人がオシャレな人だということです。

客観的な視点を持つことが、見た目へのこだわりに意味を与えるのだと思います。

「見た目」の流儀
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プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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