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尖った主張

色々な本を読む中で、納得しながらスラスラ読める本もあれば、「そうかな?」と自分の頭で考えさせられながら読む本があります。

前者は読むと満足するのですが、印象に残らないというか、そもそも自分の頭のどこかで共感できる部分があるのでそうなるのでしょう。

一方後者は読んでいくうちに「えっ?」と思わされる文章に突き当たります。

たいてい尖った主張の部分です。

「それは違うだろう」「本当にそうなのか?」と考えさせられる文章は、それまでに自分の考えにない、あるいは異なる意見を持っているからであり、自分の考えを整理し明確にしていくうえで価値のあるものだと思います。

今日読んだこちらの本は、80歳の女性作家、曽野綾子さんが書いたものですが、結構尖った主張が見受けられました。

人間の基本

その一部をご紹介しますと・・・

『私がよく「東大法学部は駄目」というのは、高度成長期に作られた、有名大学から一流企業に入れば一生安泰、という錯覚がどうしようもなく刷り込まれているからでしょうね。
人は学歴だけでは生きて行けない、試験の成績と本質的な生活能力とは違う、それを認めようとしない。いくら偏差値が高くても、頭でっかちで人間にとって根本的な部分を欠いた人間は、社会にとってむしろ害毒となります。』

傾向としてあるのかもしれませんが、“むしろ害毒”ここまで言うかって感じです。

『若者から携帯電話を取り上げて、決めた番組以外は原則としてテレビはなし、皆で同じ物を食べる共同生活を強制的に一年間させる。』

若者の教育についての提案だそうで、ある程度の反対は予期していたそうですが、猛烈な批判を浴びたそうです。

もちろんですが、逆に共感できる話もあります。

『ネクタイを締めていることで、自分はその人に対して慎ましい気持ちでいる、相手と会うのが不愉快だとか攻撃的な気持ちではなく、きちんと応対しようという気持ちでいることを伝えられる。会う人全員の心の中を確かめられないからこそ、男性はネクタイを締め、女性もきちんとした服装をした方が人当たりが優しいんですよ。』

この話は腹にすっと落ちました。

若者の職場への髪型や服装やアクセサリーなどモラルに対する説明をするのにとてもいい表現だと思いました。

尖った主張を書けるからこそ、こういう話も書けるのだと思います。
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まとめtyaiました【尖った主張】

色々な本を読む中で、納得しながらスラスラ読める本もあれば、「そうかな?」と自分の頭で考えさせられながら読む本があります。前者は読むと満足するのですが、印象に残らないとい...

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プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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