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ミスに対する会社の姿勢

私の会社では、現場での事故や、個人情報の流出といった重大なリスクを抱えながら、事業運営しております。

実際にそのようなトラブルへの対処も行ってきましたが、重要視されるのは、迅速さです。

対応も報告もセットで行う必要があります。

これは重大か否かを問わず、ちょっとした仕事のミスでも同じことです。

ミスに気付いた本人から会社の上層部までに伝達されるまでの時間は、心理障壁が大きいほど長くなるものだと思います。

普段からコミュニケーションがうまく取れ、信頼関係のある上下関係であれば、心理障壁も小さいでしょう。

しかし、その逆の関係であれば、いざというときに疎通がうまくいかない。

部下が黙ったままずっと抱え込んでいて問題が大きくなり、上司がそれにようやく気付いて、「なぜ黙っていたんだ!」と叱る。

こんな光景を目の当たりにしたのは少なくありません。

こうした問題を解消するために参考となるのが、JR九州の取り組みです。

JR西日本で起きた2005年の福知山線脱線事故を受けて、JR九州では翌年から「安全創造運動」を推進してきました。

この運動は、まず個々の日常業務での気付きや“ヒヤリハット”の体験を、誰もがアクセスできる社内ネットワークに展開させるようにしました。

展開された情報は、安全推進部の社員が2週間以内に答えを返すというルールを作りました。

回答するだけではなく、こうした社員の声をもとに実際に改善していきます。

さらに重要な指摘事項については、賞を設けるなど、活動意欲を上げる工夫を施しました。

自分のミスや、他人のミスと気付いても、それを報告するというのは、誰しも気が引けてしまうものです。

これに対し、JR九州では、事故を起こすことやミスを犯すことは、勿論いけないことではあるが、それを隠す、ごまかす、あるいは報告が遅れるなどについては、2倍にも3倍にもいけないことであるということを徹底づけました。

そして、ミスがあっても決して叱ることはしない。

改善策や防止策についてのみ注力するのだそうです。

だからといって、叱られないからミスしてもいいだろうという風潮にはならないそうです。

報告すれば、叱られることなくきちんと改善されるという仕組みが、社員の意識改革を促し、報告することがいいことであるという文化を創り出したのです。

また、社員同士のコミュニケーションも飛躍的に向上したといいます。

参考にするだけではなく、実際に取り入れて行く価値がある運動だと思いました。
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まとめtyaiました【ミスに対する会社の姿勢】

私の会社では、現場での事故や、個人情報の流出といった重大なリスクを抱えながら、事業運営しております。実際にそのようなトラブルへの対処も行ってきましたが、重要視されるのは...

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プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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