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ピラミッドという選択

以前、倒産寸前の愛知の部品メーカーが「バーミキュラ」という画期的な鍋を開発して、国内で大ヒットを飛ばしている話をご紹介しました ⇒ 地味でも突き詰めれば

父親の経営する小さな老舗工場を2人の息子たちが大手企業を辞めてまで再建に乗り出し、この「鍋」で見事復活を遂げるというストーリーなのですが、そのうちの一人はトヨタ自動車に勤めていた方です。

ガイアの夜明けで放送されていたのですが、中国進出の様子も放送されていました。

まさに日本のモノづくりと技術力の高さは、まだまだ世界に誇れる象徴的な話であると強く印象に残っています。

トヨタピラミッドの下請け会社は、生き残りをかけて海外拠点でも何とかこのピラミッドに潜り込もうと必死なようです。

デンソーやアイシン精機などの1次下請けは、すでに海外での生産拠点を確立しておりますが、今2次下請け会社が競争にさらされています。

そんな中、ある2次下請け会社の社長は、インドネシアに新たな拠点を開拓し、国内生産を縮小する決断を下します。

それに対応するために大胆なリストラ策を行いました。

海外で活躍できる若手社員を管理職に抜擢し、日本に残る課長・係長クラスを平社員に降格するという人事です。

今の世の中は変化が早すぎて戦略を練る間もなく、生き残るためには、こうした選択もやむを得ないと社長は言います。

果たして本当にそうでしょうか?

この社長の判断は正しいのでしょうか?

トヨタピラミッドにこだわるだけが選択だったのかという疑問が残ります。

自社の強みは何なのか?

もし、社長が気づかないのであれば、リストラを行う前に社員にアイデアを募集し、事業化できそうなアイデアがあればその社員に対して降格は行わないなどと言えば、社員は必死で考えるでしょう。

それに、たとえ海外のピラミッド構造に潜り込んだとしても、トヨタが成功するとは限りません。

新興国で生産されたトヨタ車が果たしてどれぐらい売れるのか不明ですし、トヨタには近年リコール問題で一気に信用力を失うという苦い経験があります。

価格競争の中で、高い安全品質を守り抜くことは決して楽ではありません。

また、いくつもの新興国に海外拠点を作るトヨタの戦略では、競い合わせてコストパフォーマンスのよい海外拠点に集中させるということも十分考えられます。

インドネシアに拠点を作っても、タイやベトナムなどにシフトされれば、また仕事は減ります。

いずれにせよ、一社に依存するというビジネスモデルは、諸刃の剣であることを覚悟しなければなりません。
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まとめtyaiました【ピラミッドという選択】

以前、倒産寸前の愛知の部品メーカーが「バーミキュラ」という画期的な鍋を開発して、国内で大ヒットを飛ばしている話をご紹介しました ⇒ 地味でも突き詰めれば父親の経営する小

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プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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