『経過は己が為に、結果は他が為に』
ニューヨークで活躍する日本人プロダンサー、上野隆博さんの言葉です。
過程とか経過における成長や発見は自分のためであり、結果はお客様や観ている人のためにある。
結果ばかりが求められる社会だが、結果を出したからといって、その瞬間に人が変わるわけではない。
ショーに出演したり、大会に優勝したり、誰々と公演をやったとか、それはクリアしなければならない通過点であると同時に、パフォーマーとしてエンターテイメントをお客様へ見せるためのきっかけに過ぎない。
本当に自分がやりたいのは、制作過程での成長とか発見にある。
つまり、結果を目標にしてしまうと、成長はそこで止まってしまう。
成長が止まれば、維持するどころか、衰退していってしまう。
成長や新たな発見を目標にするからこそ、常に挑戦し続けることができるということ。
これは持続的成長が目標である企業にとっても同じことがいえます。
株主のために結果を出すことを目標にするのではなく、企業の持続的成長の結果として株主に還元される。
こういう考え方を持つことが大事です。
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