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良い選択をするには

最近NHK教育テレビの「白熱教室」が面白いのでよく観ています。

今回は、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の人気講義である「選択」がテーマでした。

ヒトは何かを選択するとき、過去の記憶をたどる。しかし、記憶とは曖昧なもの、偏りがあるもの。

その不確かな記憶をもとに様々なレンズを通して解釈をし、自分が容認できる情報を探し出す。

また、理性的に選択しているようでも、実は心理的バイアスが働くことがある。

このような社会科学や心理学で実証されている記憶に関することや、心理的バイアスに関する理論について、就職面接や大統領選挙での実話をもとにわかりやすく解説していきます。

■初頭効果 ⇒ 最初と最後に現れるものは記憶に残りやすい

■親近効果 ⇒ 鮮明なもの特別なものは記憶に残りやすい

■単純接触 ⇒ 何回も見ているうちに好感を持ってしまう

■プロスペクト理論 ⇒ どのような枠組みで捉えるかによって選択は変わる

プロスペクト理論とは、前に話し方の重要性でもご紹介しました。

A.確実に10,000円をもらえる B.5割の確率で20,000円もらえる

このとき大抵の人はAを選びます。確実に利益が得られるからです。

A.確実に10,000円を失う B.5割の確率で20,000円を失う

この場合は、Bを選択する人のほうが増えます。

どちらも期待値は同じですが、ヒトは利益よりも損失を回避したがるという心理的バイアスの例です。

ほかにも株式投資を勧めるのに、過去どれだけ価値が上がったかを説明するか、下がったかを説明する場合とでは選択が変わる。

テロリストと呼ぶか、革命家と呼ぶかで印象が変わるなど、非常にわかりやすいですね。


実際に選択した結果はどうなったのか?

■9割の新商品は失敗に終わる

■合併した企業の80%は、思い描いた業績のとおりにいかない

■新しく立ち上げた会社のほとんどは4年以内に倒産する

■投資の専門家が選んだ銘柄よりも、ダーツで選んだ銘柄のほうが投資効率がよい。

■政治評論家の予測が当たることは、ほとんどない。

これらの原因に含まれる共通の要素は、“ヒトは目の前にあるもの、取り組んでいるものの良い面ばかりを見ようと過信すること”だそうです。

ではどうすれば良い選択ができるか?

理性的な選択を通じて得た情報をもとにした直感を養うこと

これには過去に成功したことだけでなく、失敗も含まれます。但し、ヒトの記憶は日が経つにつれて薄れていくものです。

それと性格によってもポジティブな記憶、ネガティブな記憶のどちらを記憶しているかにも偏りがあるものです。

具体的には「“選択日記”をつけることで、より良い選択ができるようになってくる」と教授は述べています。

どんな思考プロセスを経たか?何がうまくいき、何がうまくいかなかったのか?選択がどれだけ成功したかを点数で表す。

これを繰り返し定期的に行って振り返ることにより、善し悪しのパターンが見え、情報を分類、整理する能力が培われ、直観で良い選択ができるのだそうです。
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テーマ : NHK
ジャンル : テレビ・ラジオ

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プロフィール

gaku+

Author:gaku+
ニックネーム GAKU(本名:まなぶ)
1974年生まれ B型 水瓶座
平成6年から都内の某放送通信系企業に就職
技術・営業・企画と携わり現在に至る

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